先日、フィレェンツェオペラ「ファルスタッフ」を東京文化会館へ見に行った。 私はオペラに造詣が深いという訳ではなく、家内が好きなので、私は「牛に引かれて善光寺参り」の口であるが、最近は少しづつ、楽しめるようになってきた。 ストーリーはたわいもないもので、騎士とは名ばかりの太鼓腹の老人ファルスタッフが片端からご夫人連中にラブレターを送って、懲りもせずに求愛する。 婦人連中が集まると、「私のところにも来たわ」「なんだあなたのところにも。」といった具合だ。 そこで婦人連中が計画してファルスタッフ老人を懲らしめようということになる。 最後は懲らしめられた老人ファルスタッフが「世の中これすべて冗談」と叫んで幕になる。 深刻になる話を、なんとも楽しい、陽気なものに歌いあげているのはオペラならではの面白さだと思った。 人生あまり深刻になるより、面白おかしく生きたほうが得なのかもしれない。
by taguchi_mo
| 2006-09-15 11:29
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